続・親子ワークショップを開催しました。(Vol.4)
更新日:1月15日

ずいぶんと間が空いてしまいましたが、GWに神奈川県秦野市で開催した親子ワークショップの続きをお伝えします!K君お待たせしました~!
Vol.1 【8才・Yさん体験レポート】はこちら
Vol.2 【11才・A君体験レポート】はこちら
Vol.3 【4才・T君体験レポート】はこちら
Vol.5 【5才・M君体験レポート】はこちら
【3日目:5月8、母の日、参加者:3才K君】
ご参加くださったのは、最年少3才。キッチンの脚も一番低いサイズで使っていきます。
最初にどのフルーツにするのか選んでもらうのですが、K君は秦野産ブルーベリーに即決!組み合わせにはオレンジを選びましたよ。
ブルーベリー×オレンジ、、、ちょっと味の想像がつかない!でもその分、楽しそう✨✨

まずはブルーベリーを洗います。
inspire kitchen のパーツは、どれもキッチン製造に使われている正規品です。そのため、ミニサイズのシンクですが水を溜めることができるのですよ。
使う水の量が限られているからこそ、溜め洗いをしたり水を出す回数を減らすことを考えるきっかけになっている、このアナログな給排水システム。そういえば、水道の蛇口をこまめに締めることって大人でもなかなかできないことですよね、、、気を付けよう(私)!

ブルーベリーを小さなすり鉢で潰し始めるK君。
・・・・あれ?何してるのかな?
よく見ると、OPINEL(フランス製のナイフ)のこども包丁にセットされているプロテクターにブルーベリーを1粒ずつ器用に詰めていますよ~。
詰めては出し、詰めては出し。
へへへ~と、いい笑顔のK君✨
それにつられて私も、ちょうど入っちゃうね~と笑顔✨
子どもの成長は早いからこそ、こういった瞬間がなんだかとても愛おしく感じます。
すり鉢の中心で小さな粒を押しつぶす作業が意外と大変で、押す力・中心に当てる力とのバランスを試行錯誤しながら取り組んでくれました。
オレンジは果肉が柔らかく、うす皮があったり種が多かったりと切るのが少し大変でしたね。このとき、どうしても片手で切うとする姿が気になりました。
実は普段、ご自宅で包丁を使う時には、添える手(包丁を持たない手)はお母さまの手を代わりに添えている、と伺いました。片手になるのはそのためかな、と。
確かに、包丁を持つ=指を切らないか、振り回さないか、心配&緊張しますよね。
包丁の扱い方に慣れるまでは、傍で見守ることがとても難しいのが包丁デビューのお年頃です。
これまでもWSを通して、正しい切り方や手の添え方を説明することは意外と難しく、何より教える大人の心の準備ができないので・・・といったお声を耳にしてきました。それでも実際にいろんな大きさ、硬さの食材を切ってみることが一番なのかな~と思っています。
写真:息子4才、フランスの保育園で教わったとおり洋ナシを切っている所↓↓

添える手の力加減や位置は?指の形はどうしたら安全か?を、ゆっくりとした動きのお手本を見せてから子ども自身が実際に切ってみることで、口で説明するよりも的確に伝わっているように感じます。
「あっ!!」
「そこじゃない!」
「危ない!」
「違うって言っているでしょ!」
包丁デビューのキッチンではあるあるのセリフでしょうか・・・。