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GW親子ワークショップを開催しました。(Vol.3)

更新日:1月15日



GWに開催した親子ワークショップの様子をお知らせします。


Vol.1 【8才・Yさん体験レポート】はこちら

Vol.2 【11才・A君体験レポート】はこちら

Vol.4 【3才・K君体験レポート】はこちら

Vol.5 【5才・M君体験レポート】はこちら


【2日目:5月5日、参加者:4才T君】


この日は端午の節句、こどもの日。

笑顔が素敵なT君と、1才になったばかりの妹さん&ご両親が参加してくださいました。


T君が選んだのは、ブドウとバナナです。「この後おばあちゃんの家にいって自分で作ったジャムをプレゼントするんだ~!」と、素敵な計画を教えてくれましたよ。


実は、ワークショップの事前確認の中で、お母さまからこんな質問をいただいていました。

「息子が、皮ごと食べられるブドウを持って行きたいと言っていますが、ジャムに適していますか?皮をむくのは大変かも?変更した方が良いですか?」


SANADA「ブドウの皮むき、大変だったね~!と、それも思い出になりそうですし、ご本人がやってみたいことをやってみるのも面白いと思いますよ~」


と、こちらの心配なんて何のその。マスクしながらもにこにこしながら取り組んでいる姿がとても印象的でした。


初めは、Roostさんにある魅力的なおもちゃを出し始めたT君。(自然なことですよね。)その中でも、「昆虫すごろく」が気に入って、せっせと並べ始めます。でも、ワークショップにも時間の限りがある(ようで無いようで・・・)ので、それはジャム作ってからね~とお母さまが声をかけたところ、どうしようか少し悩んでいる様子。


こういうシーンは子育てあるあるでしょうか。先のことを考える大人とは違い、子どもはやりたいことを優先したいし、お互いに目標が違うので区切りを付けさせるって難しいですよね。


私も、さあ食べよう!とお菓子の袋をあけたタイミングで、それは洗濯物干してから!なんて言われたら、えーーーん!いじけます・・・。


そこで、せっかくすごろくに興味があるなら!と、レシピの順番を当てるクイズにサイコロを使ってみましたよ。


サイコロを振って出た目に合わせて、1番、2番、3番、、、と紙を並べて、これからすることを説明すると、ジャム作りに興味を持ってくれたT君でした。(よかった~!)


1,2,3,4...と数字を描くのはまだ苦手というので、自分がわかるマークにしよう!となり、描いてくれたのが下の写真です。ネーミングがとっても、可愛かったのですよ♡


まる、たいよう、とおりぬけフープ、ボール・・・。ぜんぶ似ているけど、どれも違う。

そんな発想が、とてもイイ!!


さてさて、まずは大量のブドウに向き合うT君。


「これさ、一つ一つの皮をむいて、中身を出していこう。

たくさんあるから、もしもつかれちゃったな~という時は私を呼んでくれたら、

すぐ助けに来るからね~。」


と伝えて、まずは見守りました。


こういった瞬間、大人が先に「これは大変だから一緒にやるよ。」と手を出してしまうのは、なるべく控えたいところ。子どもなりのプライドがあります!やると決めたらやってみせる~!とばかりに、結構な長い時間、一人で真剣にむいていました。



ところで‘’皮ごと食べられるブドウ‘’って、意外と皮が薄くてすぐにちぎれてしまうんですね~。


緑と赤の色違いをそれぞれ試してみると、あれれ?赤はスルスル~とむけました。

どうしてだろう?赤と緑は皮の厚みが違うね、果肉の色も違うね、匂いは同じだね、、


そんな「同じ/違い」を観察しながら、どんどんブドウの山ができました。